歯科技工所見学と体験実習

皆さんは「入れ歯」や歯の「かぶせもの」「つめもの」が、どのようなところで、どんな風に作られているか知っていますか?また、どんな人たちが作っているか知っていますか?

「入れ歯」や「かぶせもの」や「歯列矯正の装置」などは「歯科技工物」と呼ばれ、歯科技工士という国家資格を持つ人たちが作っています。
同じ歯科医療に携わる職業でも、歯科技工士はほとんどの場合、歯科技工所と呼ばれる歯科医院とは別の空間で作業をしているので、患者さんはもちろん、歯科衛生士もなかなか関わり合う事がありません。

歯科衛生学科の教官の私、金子は、歯科技工士と歯科衛生士、2つの国家資格を持っています。
かつて私が診療所で働いている時、もっと歯科衛生士さんにも『歯科技工について知ってほしい!』『歯科技工士の思いを知ってほしい!』と考えていました。

そういう訳で、先日、首都医校・歯科衛生学科の学生たちと共に、歯科技工所の見学と、歯科技工で使われる歯科材料の取り扱いを体験してきました。

まず初めに歯科技工士の先生からの講義。
歯科の歴史や、歯科技工物の作り方など、スライドやビデオを見ながら説明してくださいました。

そして体験実習では、仮歯や矯正器具を作る材料を用いて、爪くらいの小さな入れ歯のキーホルダーを作ったり、

16_1102_dh_01_2003

模型を作る材料や入れ歯のクリップを作る材料を用いて、クリームビスケットのストラップを作りました。

16_1102_dh_02_2003

誰よりも熱心に歯科技工士の先生のデモンストレーションを見ているのは歯科衛生学科の藤山教官です。

16_1102_dh_03_2003

最後に歯科技工所を見学させていただき、実際に患者さんのお口の中に入る歯科技工物を作製している様子を見たり、様々な技工物の特徴やどんな事に注意をしながら歯科技工物を作っているのかなど説明していただきました。

学生たちからは、「もっと実習をやりたかった」「とても楽しかった」「歯科技工士さんってカッコイイ!」という声が。

ただ楽しんだだけでなく、歯科技工士と歯科衛生士、歯科医師の連携がとても大切だという事を実感してくれたようです。