こどもと歯磨き①

こんにちは。
歯科衛生学科・教官の金子です。

よく、妊娠中のお母さんや小さなお子さんのいるお母さんから

「いつから歯磨きしたらいいの?」

と聞かれることがあるので、今回は「こどもと歯磨き」をテーマにしたいと思います。

<顔に触れる>
生まれてすぐの頃は赤ちゃんのお口の中にはまだ歯が生えていません。
この時期は歯磨きは必要ありませんが(歯磨きしたくても歯がありませんし・・・)、赤ちゃんの体や顔、口の周りに触れて、口の周りを触られる事に慣らしていきます。

<歯ブラシで遊ぶ>
そして、生まれて6か月くらいすると、赤ちゃんの小さくて可愛い歯が生え始めます。最初に生えてくるのは下の前歯です。
では、歯が生えてきたから、早速、歯ブラシで磨きましょう!と、言いたいところですが、最初はガーゼや綿棒で歯を拭い、口の中を触られる事に慣れることから始めます。口の中を触られる事に慣れてきたら、今度は歯ブラシを口の中に入れてみたり噛んでみたり、おもちゃにして遊びながら歯ブラシに慣れてゆきます。インターネットで検索すると、リング状や柄が太くて短いものなど、様々な歯ブラシがあるので、歯ブラシ選びも楽しいですよ。

<仕上げ磨き>
生まれて1年経つ頃には上下の前歯が生えそろいます。
寝る前に母乳を飲む習慣があったり、糖分の多いものを哺乳瓶で飲む習慣があると、上の前歯の表側に特徴的なむし歯(哺乳瓶う蝕)ができてしまうので、食生活も考えながら、仕上げ磨きもしていきます。
離乳食を食べた後、機嫌の良いタイミングで仕上げ磨きの練習を始めてみましょう。毎食後は難しいですが、1日1回の仕上げ磨きを目標にしてみましょう。
仕上げ磨きの際に、上唇をペロッとめくったところに「上唇小帯(じょうしんしょうたい)」と呼ばれる筋があり、ここに歯ブラシを当ててしまうと痛いので、指で覆ってから磨いてあげるようにします。

一生懸命、むし歯にならないようにと頑張りすぎず、歯ブラシに慣れる、歯磨きの習慣を身につけるつもりで、スキンシップの一環として楽しみながらできると良いのではないでしょうか。

次回も引き続き、「こどもと歯磨き」をテーマにしたいと思います。

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