世界と鍼灸~耳鍼編~

こんにちは、首都医校鍼灸学科・教官の嶺です。気候が安定せず「秋の深まり」というのもはばかられますが、新宿の木々も色づきが進んでいます。
さて、「耳鍼」というのをご存知ですか?読んで字のごとく、耳たぶ(「耳介」といいます)へうつ鍼のこと全般をこう呼んでいます。日本では「耳鍼ダイエット」などでおなじみの方もいるかもしれません。
その理論や方法はたくさんあるのですが、先週の日曜日、アメリカで開発されたある耳鍼のワークショップへ参加してきました。
この耳鍼は ニューヨークにあるNational Acupuncture Detoxification Association (NADA)という精神科医や鍼灸師の団体がアルコールや薬物の依存症の治療のために開発し、40年にわたって臨床で使われています。耳介にある5つのポイントに鍼を打つことで、安全かつ確実に効果を示すといわれています。

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2001年のアメリカ同時多発テロでは、救助に当たった人たちの心的外傷後ストレス障害(いわゆるPTSD)の予防と治療に活用されました。また、フィリピンでの台風、ネパールでの地震など、災害で被災した人たちへのケアとしても実績を積んでいます。以前、ブログで鍼灸の国際学会についてお知らせしましたが、実践的な治療法としても鍼灸が世界に広がっていることを、改めて認識しました。

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