歯科技工所見学と体験実習

皆さんは「入れ歯」や歯の「かぶせもの」「つめもの」が、どのようなところで、どんな風に作られているか知っていますか?また、どんな人たちが作っているか知っていますか?

「入れ歯」や「かぶせもの」や「歯列矯正の装置」などは「歯科技工物」と呼ばれ、歯科技工士という国家資格を持つ人たちが作っています。
同じ歯科医療に携わる職業でも、歯科技工士はほとんどの場合、歯科技工所と呼ばれる歯科医院とは別の空間で作業をしているので、患者さんはもちろん、歯科衛生士もなかなか関わり合う事がありません。

歯科衛生学科の教官の私、金子は、歯科技工士と歯科衛生士、2つの国家資格を持っています。
かつて私が診療所で働いている時、もっと歯科衛生士さんにも『歯科技工について知ってほしい!』『歯科技工士の思いを知ってほしい!』と考えていました。

そういう訳で、先日、首都医校・歯科衛生学科の学生たちと共に、歯科技工所の見学と、歯科技工で使われる歯科材料の取り扱いを体験してきました。

まず初めに歯科技工士の先生からの講義。
歯科の歴史や、歯科技工物の作り方など、スライドやビデオを見ながら説明してくださいました。

そして体験実習では、仮歯や矯正器具を作る材料を用いて、爪くらいの小さな入れ歯のキーホルダーを作ったり、

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模型を作る材料や入れ歯のクリップを作る材料を用いて、クリームビスケットのストラップを作りました。

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誰よりも熱心に歯科技工士の先生のデモンストレーションを見ているのは歯科衛生学科の藤山教官です。

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最後に歯科技工所を見学させていただき、実際に患者さんのお口の中に入る歯科技工物を作製している様子を見たり、様々な技工物の特徴やどんな事に注意をしながら歯科技工物を作っているのかなど説明していただきました。

学生たちからは、「もっと実習をやりたかった」「とても楽しかった」「歯科技工士さんってカッコイイ!」という声が。

ただ楽しんだだけでなく、歯科技工士と歯科衛生士、歯科医師の連携がとても大切だという事を実感してくれたようです。

歯の博物館へ行きました!

昔の人は、どんな歯ブラシを使っていたの?
入れ歯は一体いつごろからあるの?
お歯黒って何?いつの習慣なの?

そんな歯科治療の歴史を紐解くために、私たち歯科衛生学科は横浜にある「歯の博物館」を訪れました。横浜は近代歯科医療発祥の地とされていて、歯科の歴史を学ぶには最適な場所です。

最初は、歯科の歴史について学びました。
日本ではかつて木を彫って入れ歯を作っていたことや、平安時代から続く日本の伝統的な風習であるお歯黒は「黒い色は他の色に染まらないため忠節を尽くす」という意味があったことなど、分かりやすく教えてくださいました。

その後、明治・大正時代に使われていた歯科診療台や、江戸時代の歯みがき道具、お歯黒の道具や、かつての治療器具など、たくさんの貴重な資料を見学させていただきました。

この日は博物館を見学して解散したのですが、学生たちは中華街が近かったこともあり、クラスメイトみんなで中華街へ遊びに出かけ、とても楽しい1日を過ごしたようです。

保育園での歯科保健指導

1年生の皆が保育園での歯科衛生講話を見学しに行ったので紹介したいと思います。どうやったら保育園児たちが引き込まれるような話ができるか、どんな風に伝えたら保育園児たちに伝わるのか、実際の現場を見て様々なことを感じたようです。

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学生たちも実際に子どもたちにブラッシング方法を教えていました。

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戸惑っている学生、楽しんでいる学生、色々な反応がありましたが、彼女たちが自身で講話を行う姿を見るのが今から楽しみです!

GC コーポレートセンター

歯科に携わる仕事をしている人なら知らない人はいない、歯科製品メーカー「GC」へ行ってきました。
普段の手洗いでどれくらい清潔になっているのか、学校の授業で習った衛生的手指消毒を実施するとどれくらい清潔になるのか機械を使って確認したり、見たこともないような材料に触れたり、新しい診療台に座ったり、学生たちは楽しそうに過ごしていました。GCの予防製品について教えていただいたり、体験させていただいたり、充実した一日を過ごしたようです。

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レ・クリエイション

こんにちは!首都医校歯科衛生学科です。

6月7日(火)に、首都医校全学科が参加する「レ・クリエイション大会」が開催されました。

歯科衛生学科の学生たちも、普段は接する機会のない様々な学科の学生と交流を楽しんでいたようです。

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歯科衛生学科/歯科秘書学科 教官 金子

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小学校での歯科保健指導

こんにちは!

首都医校歯科衛生学科にも4月から新入生が入学してきました!

その新入生たちですが、先日、歯科衛生学科の藤山先生が小学校1年生、2年生へ集団指導を行っているところを見学させてもらいました。

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小学生へ集団指導をする藤山先生。

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小学生の可愛い姿を微笑みながら見学する学生たち。
歯科衛生学科の教官たちは、そんな学生たちの姿を見て思わず微笑んでいました。

学生たちは、見学をするだけでなく、歯科保健指導の授業の中で勉強した「正しい歯磨きの方法」を小学生に一生懸命伝えて、これまでの勉強の成果を発揮していました。

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実習後のレポートは、皆しっかりと新たな発見や考察を書いてくれていました。
少しずつ知識をたくわえて、3年後に素敵な歯科衛生士になる日が今からとっても楽しみです!

教官 金子

体調不良、噛めば良くなるかも?!③

こんにちは。
歯科衛生学科の金子です。

前々回は「噛む健康法」を実践したフレッチャー氏について、
前回は噛むことの大切さを伝える標語「卑弥呼の歯がいいぜ」についてでした。

今回は、噛むことの大切さを伝える「よく噛むことは愛なのだ」についてお話しします。
こちらは、「愛なのだ」の部分が噛むことの重要性の頭文字をとったものになっています。

あ・・・顎への影響
よく噛むことで、しっかりとした上顎と下顎を育てます。
噛み合わせがしっかりとしている人は運動能力も高い人が多いです。

い・・・胃腸での消化・吸収を高める
よく噛むことで唾液がよく分泌されます。
唾液と食べ物がよく混ざることで、胃腸での消化・吸収が高まります。
また、唾液が歯周病やむし歯の原因となる細菌を洗い流します。

な・・・なんでも食べて生活習慣病予防
よく噛める人は、なんでも食べることができ、バランスの良い食事を摂ることができるので食生活が良くなります。
結果、生活習慣病の予防につながります。

の・・・脳に刺激を与える
何も噛んでいない時に比べて、物を噛んでいる時の方が脳の血液の量が増します。
よく噛むことで脳の血流が良くなります。

だ・・・唾液でガン予防
唾液には、食物の発ガン性を抑える作用があります。
発ガン性物質をヒトの唾液に30秒つけておくと発ガン性はおよそ10分の1になることが分かっています。
よく噛むことで、食物と唾液が混ざり、ガン予防の働きをします。

ダ・・・ダイエット効果
よく噛むと満腹中枢が刺激され、比較的少ない食事でも満足感を得ることができ、食べすぎを予防することができます。

「卑弥呼の歯がいいぜ」「よく噛むことは愛なのだ」この二つの標語で、よく噛むことで得られる良いことを見ていくと、フレッチャー氏がなぜ減量に成功し、健康な体を手に入れることができたのかが分かりますね。

「よく噛むこと」は、道具も準備もいらない、今すぐ実践できる健康法です。
皆さんもお食事の時に、少しだけよく噛むことを意識してみてください。

 

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体調不良、噛めば良くなるかも?!②

皆さん、こんにちは。

前回は「噛む健康法」を実践して健康を手に入れたフレッチャー氏についてのお話でした。

よく噛むことの大切さを伝える時に「卑弥呼の歯がいいぜ」「よく噛むことは愛なのだ」という標語を使うことがあります。今回はこの言葉をもとに、噛むことの重要性についてお話していきます。

まず最初に、「卑弥呼の歯がいいぜ」です。
弥生時代の人々は現代の人々に比べて、噛む回数の食事をしていたと考えられています。その事から、弥生時代の卑弥呼の名を使い「卑弥呼の歯がいいぜ」という標語を作りました。この言葉は、噛むことの重要性の頭文字をとったものです。

 

ひ・・・肥満予防
よく噛み、ゆっくり食事をすることで満腹中枢が働き、食べすぎを防ぐことができます。

み・・・味覚発達
よく噛むことで、食べ物本来のおいしさを感じることができ味覚が発達します。例えば、ごはんをよく噛むと唾液とよく混ざり、甘い味を感じることができます。

こ・・・言葉の発達
よく噛むことで、顔や口の周囲の筋肉が発達すると、言葉を正しく発音できるようになり、表情も豊かになります。

の・・・脳の発達・老化予防
よく噛むことで、脳への血流が良くなり、脳が活性化します。

は・・・歯の病気予防
よく噛むことで、唾液の分泌が良くなり、歯周病やむし歯の原因菌を洗い流します。

が・・・ガン予防
よく噛むことで、唾液の分泌が良くなります。
唾液中の酵素は食物の発がん性を抑える働きをします。

い・・・胃腸快調
よく噛むことによって、食べ物が細かくなり胃腸の負担を軽減します。また、唾液の分泌により消化を手助けします。

ぜ・・・全力投球・全身の体力向上
よく噛むことで歯を食いしばる力が発達し、全身にしっかり力が入り、体力や運動能力が向上したり、集中力が増します。

 

これだけ良いことがあるなら、ちょっと意識してよく噛んでみようかな、と思いませんか?
実際に噛む回数をカウントしてみると、思った以上に噛む回数は少なくて私も反省したところです。
この記事を書いたことをキッカケによく噛んで食べることを意識してみようと思います。

次回はもう一つの標語「よく噛むことは愛なのだ」について説明したいと思います。

 

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体調不良、噛めば良くなるかも?!①

こんにちは。
歯科衛生学科・教官の金子です。

お口の役割というと、皆さん何を思い浮かべますか。

・噛む
・味わう
・飲む込む
・消化する
・話す
・呼吸する
・表情を作る

このように書き出してみると、意外とたくさんの役割があります。
食事やおしゃべり、コミュニケーションなど、日常生活に非常に密接した役割を果たしているのがお口です。

家族とおしゃべりしながら食事をする。
友達と笑いながら美味しいケーキを食べる。

こういう事が楽しめるのは、お口が健康であるからこそ。

今回は、中でも「噛むこと」の重要性についてお伝えしたいと思います。
歯科では食べ物を食べる時に「よく噛むこと」を推奨しています。
皆さんも幼いころに「よく噛んで食べるのよ」と言われた経験があるのではないでしょうか。

100年くらい前の話ですが、よく噛んで食べることの重要性を自分自身の身体で試してみてしまった人がいます。
アメリカの実業家であったホーレス・フレッチャー氏です。
フレッチャー氏は「よく噛んで食べる」健康法を実践した結果、約30kgの減量に成功し、ありとあらゆる体の不調が治ったそうです。彼の実践した健康法は、彼の名をとって「フレッチャーイズム」と呼ばれています。

次回は具体的に「噛むことの重要性」についてお話ししたいと思います。

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あけましておめでとうございます。

こんにちは。
歯科衛生学科・教官の金子です。

あけましておめでとうございます。
ついに2016年になりました!
2016年4月からは歯科衛生学科も第一期の新入生が入学する予定です。

私たち歯科衛生学科の教官一同、楽しみにしています!

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