冬場における体調管理方法

こんにちは、首都医校 臨床工学学科 教官の内田です。

ここ数日、急に寒くなってきましたね。
皆さんは体調管理は大丈夫ですか?
寒くなってくると必要になってくるのがエアコンやストーブなどの暖房器具ですよね。

ただ、暖房器具を使うと室内の湿度の低下を招くことを皆さんは知っていますか?
その理由は単純で、室内の温度が上がることが原因となります。

ではなぜ温度が変わると湿度が変化するのか?
空気中に含むことのできる水蒸気の量というのは、実は空気の温度によって変化するからです。
この空気中に含むことのできる最大の水蒸気の量を「飽和水蒸気量」といいます。

この飽和水蒸気量というのは温度によって変化し、寒い部屋だと飽和水蒸気量は小さく、温かい部屋だと飽和水蒸気量が大きくなります。
実は湿度(正確には相対湿度)というのは部屋の空気中に含まれると水蒸気の量と飽和水蒸気量との比のことで、飽和水蒸気量と同じ量の水蒸気が含まれている空気を湿度100 %、飽和水蒸気量の半分の水蒸気量が含まれている空気を湿度50 %といった具合に表します。
部屋の温度を暖房器具を用いて上げていくと、空気中の水蒸気の量は変化していないのに飽和水蒸気量が大きくなり、その結果、室内の湿度が下がってしまうのです。

冬場はどうしても暖房を使いがちになってしまいますが、暖房器具を使うと室内の湿度が下がってしまい、乾燥した空気を好むインフルエンザなどが流行してしまいます。
これから国家試験などを控えてる人は、暖房器具と一緒に加湿器を使うなど、湿度の低下を防止して健康管理をしっかりしながら頑張ってください。